10万円以上節約 バイク任意保険 代理店とネット型保険の料金比較

お金

こんにちは、ケロスラです。
今回はみんな大好きお金!の節約記事です。
結論から申し上げると代理店経由で任意保険に加入してため金額にして約10万以上ほど損をしていたという話です。


私は現在34歳なのですが22歳からバイクに乗るようになってから12年経過しております。
バイクや自動車などには強制的に加入させられる(入らないと罰則があります)自賠責保険と個人の意思で加入する任意保険があります。

事故の際は自賠責保険だけでは完全な補償が難しいケースが多い為、ドライバーは任意保険に加入することになります。

参考までに任意保険の加入率は自動車では全体の80%超、バイクでは約43%となっています。


保険への加入意思は本人の自由ですし、今回のメインでないのであまり言及しませんが個人的に事故を起こしてしまった時に人生が終了してしまう可能性があるので加入することをおすすめいたします。

一方で車両保険や盗難保険、また生命保険や積立保険などは必要ないと考えています。
この意見に関しては長くなってしまいますので別の機会にまとめさせていただきます。


話が少しそれましたがここから、私が任意保険に加入した経緯と保険会社を決めた理由など順を追って記載していきます。
最後まで読んで頂けたら幸いです。

悪夢の始まり 知識不足の学生 任意保険に加入

大学生になりました!当時から節約志向は強かったのですが知識はかなり不足していました。(節約といってもコンビニで買うよりスーパーが買う事を徹底するなどの事w
大学生3年生になり、通学では使用しないもののレジャーや買い物等で移動範囲を広げたいと思っていた私はバイクを購入することになりました。

余談ですが地元のバイク屋さんで購入したためほぼ値段比較ができずぼったくられました…いまならネットで簡単に料金比較ができるので絶対に高価な買い物の前には料金比較を行うようにしてください。

通学で毎日のように乗るわけではなかったのですが、両親の勧めもあり、ここで任意保険に加入することになります。
今にして思えば完全に悪夢の始まりです。
現在ならネットなどを駆使して会社を比較しながら保険会社を決めると思うのですが知識不足だった愚かな学生は父親にどこで入ればいいの?と相談を持ち掛けます。

父親からここで保険の代理店業務をしている友人がいるので紹介すると言われました。
愚かな学生は感謝を示し、なんの疑いも持たぬまま、即電話契約しました。
そして、ここから約12年間高い保険料を払っていく事になります。

契約した保険について誤解なきように書いておきますと、特別に割高なぼったくり保険といった内容ではありません。それどころか当時22歳という年齢で入れる保険しては一般なものより少し割安だったと記憶しております。

しかし、この割安であったという情報も3年後ぐらいに偶然友人と任意保険の話になり比較して得た結果であって当時は何も考えていませんでした。

どや顔で報告 返す刀でボコボコにされ感謝

任意保険加入から12年、愚かだった学生は少しだけ知識をつけて社会人して働いていました。
通勤で使うこともなく出番が減ってしまいましたが、たまの買い物などまだまだバイクを使って生活をしています。

ある日友人のグループラインでバイク欲しいなとT君が発言しました。

その発言に対しM君と私はバイク所有者として「本当に便利だし、車と違って保険料も車税も安いから買っちゃいなよ!」と煽りました。

ここで私が「保険料なんて年間2万3千円だよ!車より安いよ!!」と、どや顔で送信しました。
ここでの心境は学生の時に加入した少し割安な保険料にいまだに自信をもっていて(保険料を最後に比較してから9年も経っているのに)発言しました。

同じくバイクを保有しているM君に対して「え?お前の保険料そんなもんなの?安くない?!」と言って欲しかった気持ちもがあった事もこの場では隠しませんw。

しかし実際にあった返信は衝撃的なものでした。

M君「俺、チューリッヒのネット型の保険に加しているけど 対人・対物 無制限で年間1万3千円だよ・・・」

ここで私は大きな雷に打たれました。なぜ1万円もの差がつくのか・・・???

この後、恥を捨ててM君を質問攻めにし、問題点が2つ明らかになりました。

問題点2つ 保険の種類と不利な更新の為の仕組まれた罠

問題点が2つ発覚しました。

1 保険内容に大きな違い発覚

1つ目としましたがこれがほぼ8割の原因でした。保険の内容は

・対人賠償保険 無制限
・対物賠償保険 無制限
・搭乗者傷害保険 500万

この部分は同じでした。なにが決定的に違ったのかというとそれは

運転者年齢条件特約 です。この部分が私加入している保険は21歳以上限定となっていました。

年齢条件とは

・年齢問わず
・補償21歳以上
・補償26歳以上
・補償30歳以上


上記の補償4つに区分されることが一般的です。保険会社ごとに若干の違いがあり年齢が高くなるほど保険料が安くなっていきます。逆に21歳未満の人が運転する場合には、「年齢問わず補償」を選ぶことになり、保険料は高くなります。

問題点が明らかになりましたね…そう私は現在34歳です。いつまでも若い気分で21歳以上の保険に加入している場合ではないのです!

ここの30歳以上に変更するだけで保険料は大きく下がります。

例 チューリッヒバイク保険 詳細な条件は省略します。

・年齢無制限 40120円
・21歳以上 26110円
・26歳以上 24110円
・30歳以上 17940円


今回の私の例で単純に考えても約1万円ほどの差が発生しているのがわかると思います。

いくら若い人の事故率が高いからってこれほどとは・・・。

補足をしておきますと家族等で同じバイクを使う可能性があるときはその人を保険の対象にする為に利用する人で一番年齢の低い人に年齢条件を合わせるのは必要な方法です。

2 更新時に仕組まれた罠

2つ目の問題点はこれです。任意保険は基本的に一年契約で毎年代理店から電話で更新の意思確認が
あり、そこで締結されます。

電話での意思確認の前に、必ず書面で次回の推奨プランを2パターン作って送られてくるのですがこれが罠でした。

推奨プランは完全にミスディレクションです!(個人的な恨みの為、偏った見解ですw)

2つ提示されるプランは


1 いままでと同じ保障で保険料もほぼ据え置きプラン

2 いままでより充実したお高いプラン



この2つになります。当然ここで私は安いほうを選択することになるわけなのですが、あたかもこの2つ以外には選択肢がないように思ってしまいますよね?(そこまで極端ではなくとも、これ以上過度に安くなるプランなんてありません。あるのは更に高級なプランだけです!と勘違いしてしまいます。)

このような巧妙な罠に、はまり続けて私は12年間 脳死状態でただ更新を続けてしまっていたのです。

相手も商売ですから少しでも高いプランを契約させて手数料をとりたいですよね。理解はできます。
しかし、一応友人の息子ですよ?そんな事されるなんて思わないじゃないですか・・・。

こっちの年齢が26歳と30歳になったタイミング・・・少なくとも2回は大きな転換期があったわけですから安くなるプランを提示してほしかったです。

月並みなセリフですが信じた私が馬鹿でした。まさに生殺与奪の権を他人に握らせるな!です。自分で考えて行動しましょう。自分の大切な資産を守れるのは自分だけなのですから。

被害総額

お待ちかねの被害総額を発表いたします。

ネット型任意保険を利用して見直しをしっかり行っていった場合の12年間
愚かな人間が脳死で12年間更新をし続けた場合の比較を今回被害総額と記載しております。(より良いプランに加入してだけであって騙されていたわけではないですから誇張表現であること理解しています。自虐ネタとして捉えて下さい。)

免許証の種類や年間走行距離など詳細な条件により金額を変わってきますので、私の一例として参考程度にご覧ください。

年齢従来の大手保険会社チューリッヒネット保険
222854017500
232725016710
242600015990
252548015250
262500014720
272454014490
282410014250
292372014000
302333010090
31228709940
32225209790
33228709640

どちらも年々少しずつ安くなっていますがそれはノンフリート等級による割引率によるものです。
詳細は省きますが無事故で過ごすたびに年間で数%ずつ一定の割引率に達するまで、割引されていきます。

ノンフリート等級の割引とは別に30歳以降で大きく差がつきました。

自分で表を作っていて気分が悪くなってきましたw
では、発表いたします。

  • 従来型  保険合計支払い金額  296220円
  • ネット型保険支払い金額合計   162370円

なんと12年間でその差額 13万3850円でした!!!

衝撃です。のどが渇いていても自動販売機のジュースを節約で我慢してきたいままでの日々はなんだったのでしょうか?(涙)

あまりにネット型保険に有利な結果になってしまったので、少し追記しておくと上記の計算ではインターネット申し込み割引2000円を毎年適応させて計算しました。

仮にこの割引が一切無かったとしてもネット型保険が総額1万4000円増えるだけなので今回の結果からすると及ぼす影響は少ないと思います・・・。

また、細かい内容になりますが代理店経由の保険は支払いが銀行からの引き落としでした。
一度クレジット払いを申し出たのですか、対応していないと断られました。
ネット型保険ではクレジットカード支払いができますのでクレジット会社からのポイントも付随します。

まとめ


ネット型保険は、自分で検索して入力して必要な保険を選んだりと色々手間がかかることは事実です。(私は20分程度で終わりました。)

仮に毎年更新で20分かかるとしても12年間で240分。この時間で13万3850円差が出るとすると時給換算して3万3462円です。確か日本で一番高い企業の時給が7000円ちょいでしたからエリートサラリーマン越えです。
私はこれから毎年20分間は喜んで労働することにします。


とはいってもまだまだネット型だと安心できないとか対応が不安という方もいらっしゃると思います。
単純にお金だけを比べたらネット型保険一択のようにも感じますが電話更新などの際に担当に保険の種類について相談したり世間話を通じて新たな知見を得られるかもしれません。

どちらを選択するかは本人次第です。
しかし、私のように脳死状態でろくに見直しもせずに言われたまま更新や新規契約するのはやめましょう。情報は知っているかどうかが全てです。

バイク保険に限らず自動車保険でも火災保険でも同じ事が言えます。
自分のお金を使って契約をするのですから、支払う前に立ち止まって見直しを行うようにして下さい。

また、バイク保険の種類によっては35歳以上の区分を使っているところもあるようです。
なので35歳を迎える来年度は現状に満足せずしっかりと見直しを行うつもりです。
年に一回程度は時間をしっかりと使って、自分の大切なお金を守りましょう。


私は今回友人M君を通じてこの知識のきっかけを与えてもらえました。非常に感謝してます。
このブログを読んで下さった方が一人でも知識をつけて最適な保険選びをすることができたら、本望です。

そうでなくとも、こいつ12年で13万円も損してやがる!と話のネタにしてくれても嬉しいです。

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